自動思考トレーニング 呼吸法10日目の気づき

自動思考で毎日ぐるぐるしていた私が、「呼吸」を意識するようになって10日。
自動思考トレーニング「ネドじゅんさんの呼吸法」を続けてみたことで、気づいた変化がいくつかありました。

自動思考って無意識のうちに“あたりまえ”のように頭の中を支配してくるんですよね。
特に50代以降、「私ってこういう人間だから」と思い込みがちになるけど、それこそが自動思考だったと気づけたのが大きな一歩でした。

この記事では、自動思考トレーニングを実践して10日目で感じた体と心の変化、自動思考への気づき、そして「整う」感覚について書いています。

「私もなんとかしたい」と思っているあなたのヒントになればうれしいです。

▼まだ前回の記事を読んでいない方は、こちらからどうぞ
👉 自動思考を止める方法｜呼吸法との出会いと整った瞬間

はじめに｜わたしの2ヶ月チャレンジ　自動思考トレーニングを実践中

「自動思考が止まらない…」って日々をなんとかしたくて、
ネドじゅんさんのYouTubeで見た“右脳の呼吸法”にピンときた。

ネドじゅんさんは動画の中で
「まずは2ヶ月続けてみてください」と言ってて、
それを信じて、この自動思考トレーニングを毎日やっています。

わたしがやってるのは、このふたつの自動思考トレーニング：

• イマココ呼吸：今ここに意識を戻す練習。「吸うときに “今”、吐くときに “ここ”」って感じで、言葉と一緒に体の中を感じながら呼吸。
  自動思考に気づいたらニッコリ口角をあげて小さくガッツポーズ。
  自動思考に気づいたらやったーって言う喜びを神経に伝えるそう。

• エレベーターの呼吸：鼻から吸ってお腹の底まで意識を下げて、吐く時は喉のところを意識。
  体の内側で意識を上げ下げするイメージ。
  この呼吸もお腹の中の神経を感じながら。

この呼吸法は、わたしにとって自動思考トレーニングの中心です。
朝の布団の中、白湯飲みながら、洗濯しながら、夜のお風呂の中…
思いついたタイミングでちょこちょこやっています。

始めて10日、まだたった10日。
でも、自動思考に気づける瞬間が増えてきて、「これは効いてるかもしれない」と感じています。

自動思考トレーニング体験①：バッグを買ったら整った

小さめの斜めがけバッグがほしいと思っていました。
母へのプレゼントを選びに行ったついでに、ふと目にとまったのが、そのバッグ。

「これ、いいかも」と思った瞬間、心がふわっとワクワクしました。
でも、値段はちょっと高め。
しかも北海道旅行の直後で出費も重なってたから、その場では決めきれず、いったん帰宅。

家に帰ってからも、そのバッグのことがめっちゃ出てくる。
「あのバッグ、やっぱり欲しいな」「でも、またお金使うやん」
——ここで出てきたのが、いつもの自動思考。
「学費もあるのに、また無駄遣いやで」って左脳が言ってきた。
過去にもこんな状況あったけど、どうしてもほしい時は罪悪感とともに購入してたことに気づきました。

けど今回は、その“声”にただ流されず、ちゃんと向き合ってみました。
スプレッドシートで今後の学費や生活費を入力して、実際に使えるお金を見える化しました。

そのうえで、「これは本体さん（＝本当の自分、内側の声）がワクワクしてるサインちゃうか？」と思えた私は、思い切ってそのバッグをお迎えすることに。

結果、その日一日が整いました。
バッグに荷物を詰めてるとき、気持ちもスッと軽くなって心からなんの罪悪感もなく買ってよかったーって思えたんです。
不思議とその後の行動が軽くていつもなら「どうしよう」「なにからやろう」とか湧いてくる思考がなく、右脳が優位になって勝手に動いてる感じがして「整う」って、こういうことかもって、腑に落ちた瞬間でした。

※ネドじゅんさんの呼吸法では「自動思考はスルーしてOK」ってよく言われる。
でも今回みたいに、いったんスルーしながらも、
あとでじっくりお金の計算をして、「本当の気持ち（本体さんの声）」と照らし合わせてみたことで、
同じ自動思考が出てこなくなる感覚もあった。

「スルーだけじゃなくて、向き合って整理することも整いに繋がるんやな」って気づけたのも、今回の収穫のひとつ。

 

自動思考トレーニング体験②：朝の“飛び起き”が功を奏した

目覚ましかけてたのに気づかなくて、モーニングに間に合わへん！ってなった朝。
一瞬で準備して飛び出したら、自動思考に入るスキがなかった笑
気づいたら整っていました。
「考えるより動く」が有効っていう体感があった日。

自動思考トレーニング体験③：服やカバンを延々見てしまった日

ブログ書こうとPCを開いたはずが、気づいたらネットで服やカバンを延々と見ていました（笑）
「あ、これ現実から逃げてるやん」って途中でハッとしました。
“ブログ書かなあかん”という自動思考がしんどくて、現実逃避してた自分に気づいた日。
そこから「それでもええやん」で整えなおしました。

自動思考トレーニング体験④：右脳で判断できるようになってきた

行きたい？ 行きたくない？
今までみたいに「行くべき」「断ったらあかん」っていう左脳の声じゃなくて、
自分の感覚（右脳）に聞くことができるようになってきたように思えます。
これができると、後から「なんであんなに悩んでたんやろ？」って思えるくらいスッと決められる。
右脳で判断する感覚がつかめてきたのが大きな一歩。

▼まだ前回の記事を読んでいない方は、こちらからどうぞ
👉 自動思考を止める方法｜呼吸法との出会いと整った瞬間

まとめ｜整う日もあれば、まだまだ揺れる日もある

10日間の自動思考トレーニングを通して、すこしずつだけど「整う感覚」がわかってきました。
毎日が「整ってる」わけじゃない。
自動思考に気づかず流される日も、まだまだあります。

でも最近、ふとした瞬間に「あ、今 自動思考きてたな」って気づけるようになってきました。
気づいたら戻れる。
戻せる場所があるって、すごく心強い。

整う日と、整わない日。
どっちもわたしの日常で、どっちもあっていい。

焦らず
少しずつ、本体さん（＝本当の自分、内側の声）の声にもっと気づけるようになったらいいな。
まだまだわたしの自動思考トレーニングは続きます。